プラント機工株式会社は、1969年の創業からもうすぐ60年を迎えようとしており、代表の座も私で三代目となります。

ここ大阪の小さな町工場としてスタートした頃、まだまだたくさんの田畑が広がっており、農業排水をきれいにする仕事が私たちの始まりでした。

高度経済成長による都市開発が進み、町も社会もどんどん発展していく様子を「水」という視点からつぶさに見守ってきた私たちは、自然と共生し、より持続可能な形で資源を利用する時代を迎えています。

さまざまなイノベーションが水処理設備の機能に新たな価値を与え続けている今、私たちには技術力とサービス品質のさらなる向上が求められており、そんな次世代のプラントエンジニアリングを担うのは、若い職人たちであると強く感じております。

すでに社会インフラが成熟期にある日本の高い技術力や応用力を若い世代に継承し、彼らが国境を超えて豊かな世界を作るインフラ事業に貢献する人材へと成長することは、当社のみならず、社会全体にとって非常に有益なことではないでしょうか。

先代から受け継いだたくさんの財産を未来へとつないでいくことこそ、私の代表としての使命であり、責務であります。
これまでプラント機工を支えてくださった皆さま方におかれましては、これから私たちが築き上げていく新しい社会にご期待いただき、温かく見守っていただけますと幸いでございます。

これからもどうぞ変わらぬご厚誼を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。